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PowerMac G5 ケースMOD 1

やっと投稿できました!!

4月1日投稿のブログで紹介した
2005年製 PowerMac G5 を使って
ケースMODしましたので
制作過程を紹介していこうと思います。

G5の記事はこちら
https://drmk.jp/1340/

 

作業開始

まずは中身の分解からしなくてはいけないのですが、
驚いたことに、各部品の取り付け、取り外しがとっても楽でした。

頻繁に交換するであろうケースファンやDVDドライブ、
HDD類はネジ留めされておらず
素手で解除が可能なアタッチメントで取り付けられていました。

例えば真ん中にある大型2連ケースファン、
電源を取る3ピンないしは4ピンケーブルはなく、
持ち手を手前に引くだけでM/Bから外すことができます。


サイドパネルが大きく外せる上に
各部品がこんなにも簡単に取り外せるなんて
メンテナンス性抜群ですね。

2005年に製造されたとは思えないほど、
今ですら他のメーカーでは見ることのない構造です。

さすがApple、さすがSteveJobs

さてどんどん部品を外していきます。

 

CPUカバー

CPU一式を覆っているカバー、
2つのG5ロゴがデュアルCPUを表していますが、
このカバーを留めているゴムピンだけは
どうしても原型を壊さなくては外せません。

ペンチなどで力ずくに引き抜きました。

カバーは左にスライドすると
手前に外せる構造です。

CPUカバーの中にから姿を現したのは
巨大なヒートシンクと水冷パイプ

厳ついです。

お漏らしっ子という異名を持つ水冷G5ですが、
この子はお漏らし歴がないようでした。

よく水冷液が結晶化している画像もみますが
そのようなこともなくとても状態の良いG5のようです。

ケースだけ使うのがもったいないくらい。
中身だけ某オクで売ろうかと思いましたが
梱包や発送が面倒でやめました。

CPUはガッチリと固定されていたので
外しやすそうな他の部品から外していきます。

 

DVDドライブ

まずは5.25インチドライブベイにマウントされているDVDドライブ。

これにも感動したのですが、
手前2ヶ所の爪を引き起こせば簡単に外すことができました。

Apple製品は物凄く作り込まれています。
それがために "専用規格" というのが多すぎて
他社製品との互換性が無いんですけどね。

どんどん分解していきます。

 

グラフィックスボード

お次はグラフィックスボード
グラボは現代の自作PCと同じく
PCIスロットにネジで留められていました。

 

ファン類 その1

次はスピーカー&ファン1基
これは4ピンケーブルがあるもののネジ留めはされておらず、手前に引くだけで取れます。


 

ファン類 その2

次はバックパネルについている2連ケースファン
4ピンケーブルがありますが、爪で引っ掛けているだけです。

 

CPU

さて、そろそろCPUを外さなくてはいけません。

CPUを外すのは結構大変でした。
超大型ヒートシンクが邪魔で
ストレートで長めの工具ですらネジを回せません。

先端がボール状のヘキサレンチで
斜めからアプローチし、なんとかネジを外しました。

持ち上げてみるとすごく重く、ゴッツイ塊です。

裏はこんな感じ。
端子が集合して2つの正方形を成していますが、
この2つの長方形の基盤がCPUなんですかね。

IntelのCoerシリーズのCPUと比べると
10倍くらいの大きさですよね。

迫力があります。

こちらはCPUを外したM/B
なんもなくなりましたね。

冷静に考えてメモリスロット8って凄い・・・

 

マザーボード

M/Bをケースから取り外していきます。

PowerMac G5 のM/Bは
ATX規格の1.5倍ほどの大きさがありました。

 

電源

最後にケース底に取り付けられている電源を外します。
ケース外側から4ヶ所ネジ留めされていました。

 

ケースのみの状態に

省略した部品もありますが、
中身をすべて取り外すことに成功しました。

最初にも述べましたが、
取り外しがとても簡単で、CPUカバーのゴムピン以外は
破損させることなく綺麗に取り外せます。

とても感動しました。

PowerMac G5 から取り外したファンです。
大小7つのファンが搭載されていました。

こちらは水冷のデュアルCPU


本当は外すネジの場所など、
細かく写真を編集して記事にしようかと思っていたのですが、
面倒になってしまったので
写真直貼りの記事になってしまいました。

すみません。

次回の記事でATX化していきたいと思います。
https://drmk.jp/1489/

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