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【Book】シュガーマンのマーケティング30の法則

目次

私が読んだ本の紹介 8冊目

シュガーマンのマーケティング30の法則
お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

ジョセフ・シュガーマン (著)
フォレスト出版 2006年3月8日




この本はなんと
とても尊敬する人から頂いた頂き物です。

なのでKindle端末ではなく、
紙媒体で読ませていただきました。

シュガーマンの考えは仕事で
日頃から参考にさせていただいていたのですが、
この本を読んだことによって

キーとして知っていた顧客心理を
「なぜなのか」という深層部分まで
掘り下げることができました。

数学で言うならば、

この本を読む前は、
公式を知っていて使っていた状態

この本を読んだことで
その公式の成り立ちまで理解した状態

Amazonの紹介文にもありますが、
「モノを売る仕事」を極めるなら

ただ公式を使うレベルではなく
公式の成り立ちまで
しっかり理解する必要があります。

そんなときにとても役に立つ
読んで損しない良書です。






概要

Amazonの商品概要です。

メンタリストDaiGo氏 推薦!
「あなたが何かを売る仕事をしているなら、10倍の値段で買って損をしない本」
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「複雑な顧客心理が、30の法則でまとめられるわけがない! 」
そう思ったあなたは正しい。
しかし、セールス・マーケティングにおける法則について言えば、著者が言葉ひとつで、そして、テレビ通販でサングラスを2000万本以上売ってきた経験に裏付けされたものだ。
心理的トリガーは、成功者が経験的に使っているものもあるだろう。だからこそ、1つでも使えば営業成績が向上することは間違いない。しかも、難しい顧客心理を文章の達人ならではの読ませるストーリーで誰でも理解できる仕組みだ。
このエピソードがまた深い。
たとえば、【簡単にできる尾翼コレクション】という章では、著者が調査のために始めた毎月送られてくる純銀製の尾翼を、いつしか心待ちしてしまうというエピソードから、人間の心にも潜む【収集欲求】という心理的トリガーが導き出される。
文章の達人が繰り出す茶目っ気たっぷりの目次から、どんなトリガーが飛び出すか分からない。
序文では『ギネスブック』12年連続NO.1の世界一のセールスマン、ジョー・ジラード氏(『私に売れないモノはない』『世界一の「売る」技術』の著者)がこう言っている。
「私なら絶対にライバルより先に読みたい」と。
読んで損はさせない1冊だ。





本のタイトル通り、顧客が商品を「買う」と決める瞬間の心理トリガーが30個紹介されている本です。

30個…多い…
全部理解できるかな…

そんなふうに思ってしまうかもしれませんが、この本は30個の心理トリガーがそれぞれ独立した章立てで構成されています。

・電車での移動中に2つ読み進める
・寝る前に1つだけ読もう

そんなバラバラの読み方でも
しっかりと理解することができるでしょう。



でもこの本、
とっても面白くて没入感が凄くて
1つずつ読もうと思っても
一気読みしてしまうと思いますよ…(笑)

なぜかというと、
全ての心理トリガーは
シュガーマンが経験した実話に基づく
物語調で描かれているのです。

物語って疲れることなく頭に入ってきますよね。

なかなかボリュームがある本なのですが、
そんな効果もあり意外と
すぐに読み切ってしまいます。

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実は、ストーリー仕立てと言うこと自体が
顧客心理を使った構成なのですが…
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そんなことはさておき、
シュガーマンの頭の良さには驚かされます。

マーケティングの成功法則的なものが
全く確立されていなかった当時に、
自身の経験だけで人間の行動心理を読み解くなんて…

真のカリスマと言えるような
人物だったのでしょう。

シュガーマンの著書を
他にもたくさん読んでみたいな、
と思わせてくれる本でした。



この本は、
「マーケティングの原理原則を学べる入門書」
のような位置づけだとは思いますが、

マーケティングをやる以上
なんども読み返すことになる
必携書にもなると思います。

と言うのも、顧客の行動心理が
それぞれ個別の章で30個説明されているのですから
時と場合に応じて逆引き辞典のように使えるからです。

これからマーケティングの道を進む人は
必ず持っておいた方が良い1冊でしょう。









この本を下さった方には本当に感謝しております。
ありがとうございました。

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