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【自作PC】Thermaltake Core P5 TG Ti

今日は久しぶりに自作PCネタです。

新しいPC組んだんですよ。
もう組んでから結構経つのですが、
ちょっと振り返りながら自作過程を
ブログに残していきたいと思います。

ちなみに、今日紹介する
PCを組んだのは今年の2月頃

組んでから3ヶ月以上経つのですが、
これイイです(笑)めちゃくちゃ気に入ってます。

今後、新しくPCを組むこと無いのでは、
と考えてしまうほど今のPCは気に入っています。

新しいPCを組むというよりは、
カスタムパーツを取り寄せてアップグレードしていく、
なんて感じになりそうです。

早速、ご紹介していきますね。






まずはケース選びから

私は今まで、
3つの自作PCを組んできました。



1作品目:PowerMac G5 MOD
PowerMac G5 ケースMOD 1
PowerMac G5 ケースMOD 2

初の自作PCがケースMODとは、
なんとも驚きですが、このPCが原因で
自作PC沼にハマりました。



2作品目:小型ITXPC
【自作PC】Lian Li PC-Q39

PowerMac G5 がデカすぎて、
小さいPCに魅力を感じ作ったPCです。
ケースは高品質で有名なLian Li



3作品目:タワーPC
【自作PC】Lian-Li LANCOOLONE DIGITAL

2作品目が逆に小さすぎ、
カスタムできずタワーPCを組むことにしました。
サイズ感はミドルに当たるのでしょうか。
こちらもケースはLian Li



そして、4作品目となる本PCは、
「もっと個性的なインパクトのあるPCが組みたい!」
という、強い思いから組み始めたのですが、
大事になってくるのがケース選びですよね。

インパクトといったらオープンフレームかなという発想で、
かなり攻めてるCOUGAR(クーガー)とかも考えたのですが
ちょっと派手すぎたり、品質の懸念があって却下。


シンプルでありながら大胆で、
品質もしっかりと保証されていて、
他と被らないPCケース

少し欲張りかもしれませんが、
こんな条件でネットサーフィンをしていたら、
見つけました。理想のケースを。

それがこれです。



Thermaltake Core P5

いや、格好良すぎます。

このケースはもともと、
本格水冷で組まれることが前提といってもいいほど
ビジュアルの良い "魅せる" PCケースでした。

兄弟ケースに Core P1Core P3 がありますが、
ITXのみ対応(P1)だったり、電源が縦(P3)だったり、
見た目がいイマイチです。

でも、
いざP5にしようと思っても、価格が高い。
微妙に高い。

ケースに2万以上払うことに若干渋り、
オークションやフリマアプリに安くて状態の良いP5が
出てこないかと探していたら、

AmazonOutletに、
Core P5 の中古品が出品されていたんです!
しかも、新品より8,000円近く値引きされて!

この話は、AmazonOutletのレビューとして、
別記事に書いてあるのでぜひ読んでみてください。

凄いぞ!Amazonアウトレット

結論から言うと、
この中古で買った Core P5 は新品同様。

おそらく、
別の方が買い、組み立てることなく返品したか、
Amazonの倉庫内で箱潰れや汚れてしまったか、

とにかく中身の欠品はなく、
パーツもすべて未使用なのに8,000円も安い
意味わからないくらい良品でした。



ちなみに、私がかった Core P5 は、
"Tg Ti" という上位グレード

Tg が「tempered glass」、
強化ガラスを意味しており、

Ti が「Titanium」、金属部品が
チタン製であることを意味してます。

下位グレードは、
手前の透明なパネルがアクリル製だったり
金属パーツがアルミ製だったりするみたいです。



というわけで、長くなりましたが、
偶然手に入った Core P5 をもとに、
4作品目の自作PCを組むことになりました。






パーツをサクッと紹介

それでは、Core P5 に組み込んでいく、
PCパーツをサクッとご紹介していこうと思います。

1つ前の自作PCからは
大幅に構成を変えています。

パーツ総入れ替え、といった感じです。




CPU

今回使うCPUは、もちろんAMD

しかし、
今までのRyzen5 2600Xではなく、
Ryzen7 2700Xを買ってしまいました!

AMD Ryzen7 2700X



この時すでに、Ryzenの3000番台が
リリースされていたのですが、そのおかげで若干値下げされた
Ryzen 2700Xを狙った感じになります。

新品を2万円ちょっとで手に入れました!
多分コスパ最強8コアCPUです!




マザーボード

CPU買い替えに伴って
マザーボードも新品で買い換えました。

直前まで使っていたM/BがMSIの
X470チップセットを搭載していたマザーだったので
2000番台も3000番台もそのまま使えますが、

本当に何となく、
マザーボードは新しいのを購入しました。

MSI B450 GAMING PLUS MAX



いや、X470から、
若干のダウングレードになるんですよね。
CPUはアップグレードしたのに…




GPU

このPCを組む以前は、
RADEONのRX5700XTを2枚使って
CrossFireしていたんですが(笑)

RADEON RX 5700XT crossfire

実用性もないですし、
そもそもゲームは一切やりませんし、
明らかにオーバースペックなので
GPUも買い換えました。

RX5700XTをEKWBの水枕で
水冷GPUの2系統PCとか組みたかったんですが、
これはまた後日チャレンジするかもしれません。

とりあえず、
オーバースペックだったので
大幅ダウングレード。

メーカーをマザーボードに合わせて
MSIのRADEON RX580です。

MSI Radeon RX 580 GAMING X 8G



このグラフィックボード、後でご紹介したいんですが、
LEDライティングがとっても綺麗です。
綺麗というか格好いいというか。

右側の黒べースに赤いラインが数本入っているところが
マグマを連想するかのように光ります。

組み込んでから気づいたのですが、
めちゃくちゃ格好良くて気に入っています。




電源

玄人志向の750Wくらいの
フルモジューラータイプを新しく買いました。

Gold認証です。




メモリ

ゲーミングPCと言ったら光らせガチですが、
今回はCrucialのDDR4メモリ8GBを4枚使ってます。
LED無しの裸のメモリですが理由があるんです。

そのお話はまた後程…




ストレージ

これちょっと恥ずかしいのですが、
2.5インチサイズの128GBのSSDを
1枚だけ搭載しています。

大容量のHDDもなし。
これだけです(笑)

というのも、
私のもともとPCを組んでいる目的が、
ゲームとか仕事とかでなく、

ただ単に「組みたい」っていう感情だけだったので
実用性は特に求めていません。

さらには最近って、
オンラインストレージが普及してきて、
ローカルストレージがそこまで
必要ないですよね。

なので、最低限のシステムストレージだけ
確保したような感じの構成です。






本格水冷パーツ紹介

さて、一応ここまでで、
PCを組むために必要なパーツが出そろったのですが、

せっかくオープンフレームの魅せるPC
Core P5を組むからには、本格水冷に
チャレンジしようと思いました。

ここから先は、
今回組むために用いた水冷パーツを
ご紹介していこうと思います。

CPU水枕

ついに紹介する時が来ました!

私が一目ぼれして購入したのに
押し入れに入れっぱなしだったこのCPU水枕



多分見たことない方がほとんどだと思いますが、
そう、ロゴがある通りCoolerMasterの本格水冷用水枕です。

CoolerMasterが発売した"唯一"の本格水冷キット
しかも、数量限定の「MasterLiquid Maker 240」に
付属するCPU水枕です。



こんな感じのキットになっているのですが、
実はこれを2作品目のコンパクトPCを組むときに買っていて、
でもトラブル続きで使えずにいたのです。

それが今回のP5で
ついに使う時が来ました。

重厚感のある水枕、たまらないですね。
見た目通りに冷却性能もすごいらしくて、
海外のレビューサイトによると「世界一冷える水枕」
という結果も出ているほどです。

カッコイイ…




ポンプ

今回使うのは、
EKのポンプ&リザーバーです!



私の中でEKWBには
憧れのような、高級水冷メーカーという
イメージを持っていました。

なので本格水冷するならEKで組みたい!
という願いが叶った感じになります!

「火」を横にしたようなロゴ、好きです。




メモリ水枕

メモリを裸で準備した理由。

そうです、
メモリまで本格水冷したかったからです!

使ったのはKoolanceの
RAM-33というマニアックなメモリ水枕



格好良すぎませんか?

この水枕については、
別記事で詳しく紹介していますので
ぜひこちらも併せてご覧ください。

Koolance RAM-33




ラジエター

ラジエターだけ、今回新しく買いました。
手持ちが240サイズしかなかったのです。

Core P5は最大480サイズの
ラジエターを搭載できるので、
ThermaltakeのPacificシリーズから
480ラジエターを買いました。

Thermaltake Pacific CL480

かなり分厚い上に、純銅のフィンで
ガッツリと冷却してくれるラジエターです。




その他

それ以外の水冷パーツ、
例えばフィッティングやチューブは、
家に転がっていたものを使っているので、
統一感はないです。

CoolerMasterの水冷キットに付属のものや
Thermaltakeのフィッティングを混ぜてます。

ラジエターファンは2つが
CoolerMaster付属のRGBファン、

もう2つが家に転がっていたCORSAIRの
赤色LED固定のファンでした。






組みあがったのがこちら

組んでいる途中の写真が全くなく、
一気に完成まで進んでしまうのですが、
組みあがったPCがこちらになります。



いや、格好いい(笑)

前面の強化ガラスを付けてしまうと
写真が綺麗に撮れないのですが、
ガラスも付けるとさらに格好良さが増します。

適当に組み合わせたパーツですが、
配色がかなりいい感じになっています。





さっきちょこっとだけ触れた
GPUのLEDライティングですが、
こんな感じです。

左半分は騒がしいですが、
右半分が黒くてすごく締まった印象です。

そして溶岩のようにメラメラ光る
赤いラインが印象的。

MSIのロゴも良いですね。
ちなみにロゴはRGB対応でした。





ラジエターとポンプ&リザーバー周りを
拡大するとこんな感じです。

Thermaltakeのケースなので、
EKWBのポンプを取り付ける部分が
用意されていたいのですが、

空いていたネジ穴がたまたま
EKWBのネジ穴の位置とピッタリ合ったので、
無理やり取り付けてみました。

EKの水冷パーツを使いたかったのですが、
やっぱりどうしてもパーツ同士の統一感という観点から
メーカーは揃えたほうがい良いなと実感。

あとタンクが100㎜と、
ケースの大きさの割に小さすぎ、

ポンプ&リザーバーの下に
大きなスペースが出来てしまったのが
イマイチポイントでした。





CPU&メモリ水枕付近は
こんな感じです。

CPU水枕の重厚感
メチャクチャ冷えそうです。

そして、やっぱり目を引くのがメモリ水冷。

メタリックな水枕が4枚並んで
異様な雰囲気を醸し出していますね。





前面の強化ガラスを
取り付けるとこんな感じ。

反射して写真が綺麗に撮れませんが、
雰囲気がガラッと変わります。

メチャクチャ格好いいです。






まとめ

今回、偶然の出会いから
Thermaltakeの超大型オープンフレームケース
『Core P5 Tg Ti』で自作したのですが、
私の中で大満足の出来でした。

このケースの面白いところは、
拡張機能がすごいところ。

今は自立型のケースですが、
壁掛けが出来たり、横に寝かしたり、
90°回転させて自立させたり、、、

GUPはマザーに直刺しも垂直も可能、
E-ATX対応でマザーのみ90°回転して
取り付けることも可能。



すこしパーツをいじることで、
全く違う見た目のPCが組みあがるのです。

もうすでに3ヶ月使っていますが、
全然飽きが来ません。

それどころか、パーツを変えたり買い足したり、
すごく楽しいPCライフを送っています。



また、今回が、
本格水冷での初自作PCでしたが、
ケースが大きい分取り回しもしやすく
思い通りに組むことができました。

今はソフトチューブでの配管ですが、
これをハードチューブや金属チューブに変えるだけで
このPCの印象は大きく変わる気がします。

そんな楽しみも持ちながら
今度はハードチューブでの本格水冷に
チャレンジしたいなと思いました。

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