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私が読んだ本の紹介 9冊目
ある広告人の告白
デイヴィッド・オグルヴィ (著)
海と月社 2006年6月15日
この本は、
直属の上司からお借りして
読ませていただいた本です。
上司曰く、
ここまで直接業務に役立つ本はないそうで、
私も読んでみて同感な内容でした。
広告運用をしている方はもちろん、
マーケッターや物を売っている人、
人の上に立って会社をまとめる人に
心の底からオススメできる本です。
概要
Amazonの商品概要です。
世界14ヶ国で翻訳出版、100万部超の世界的名著!
「現代広告の父」デイヴィッド・オグルヴィによる、広告人のための教科書。
「売れる広告」作りの秘訣とは?広告人はそれぞれの仕事の最先端でどのように考え、どのように行動するべきなのか?など、自らの広告哲学を実証的・具体的に語る。
世界中の広告人のみならず、あらゆる産業界のビジネスパーソンに読み継がれてきたビジネス書の古典。
率直な感想としては、
今まで読んだどんなビジネス書よりも、
実践的でタメになる本でした。
この本の大半の部分がストーリー調で、
著者であるオグルヴィの経験した出来事が書かれています。
このストーリー自体は
「ほえー、凄いなぁー」と感心する程度の内容なのですが、
ところどころ箇条書きで、
オグルヴィのモットーのような心構えが書かれています。
この箇条書きの部分(数字が振られている部分)が、
半端なくためになる言葉でした。
むしろ時間のない方でも、
この箇条書きの部分だけを見つけて熟読してほしく思います。
内容を細かく見ていくと、
タイトルの通り広告を扱う人やマーケッター、
会社をまとめる立場の人に向けた本ですが、
箇条書きになっている部分は、
仕事に対しての心構えという色が強いので、
どんな職種の方にも通じるものがあると思います。
また、1990年代に書かれた本ですが、
心構えについては今でも現役のスキルで、
むしろ、ここ数年間で
このような内容の本を書かれる方がいない現代社会でこそ
役立つ心構えに感じます。
文章を書いて、広告を流して、モノを売る人
仕事をバリバリ頑張りたいと考えている人
会社をより良い方向に向けたい人
そんな人に心からお勧めできる一冊です。
読んで損はありません。
私も箇条書きになっている部分だけ、
メモを取りながら、自分の心構えとして吸収しながら
これからの仕事に生かしたいなと思えました。
私が最も気にいった心構え
勝つために戦え、しかし心から楽しめ
仕事で成果を出すことは大事、
でも、どんな仕事もやっぱり楽しまなきゃ。
楽しんでいる時こそ、最も良い成果が得られます。