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マスク着用より先にやるべき3つのコト

ここ数日間、
テレビをつければコロナの話
スマホを開いてもコロナの話

町中どこを歩いていても
コロナの話題が目に止まります。

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう

そんな恐怖から
マスクの買い占めが起こったり
様々なデマが流れていたり、
社会的に不安が高まっています。

皆さんが思いつく
新型コロナウイルス対策って
どんなものがありますか?

「マスク着用」の印象を
強く持っている方が多いのではないでしょうか?



しかし、
「マスク着用」よりも先に
やるべきことがあります。

今日はそんな新型コロナウイルスの
対策法を3つ調べたのでご紹介していきます。






目次

WHOによると致死率は割と低い

WHO(世界保健機関)によると、
新型コロナウイルスの感染力は、


1人の感染者から2〜3人に感染させる

この数字にピンとこない方が
多いかもしれもませんが、

これは専門家から言わせると
「その程度か」というやや少なめな
数字らしいです。

季節性のインフルエンザと比べると
同等か、やや低い程度です。



さらに、
WHOの「Situation Report」という
新型コロナウイルスの発生状況によると、

感染者の死亡率を示す
「致死率」は2%程度

この数字は、
SARSコロナウイルス(約10%)や
MARSコロナウイルス(約34%)の
致死率よりも大幅に低いものです。

感染力と致死率から考えると、
新型コロナウイルスの予防策は、
通常の季節性インフルエンザと同じ程度で
いいのではないでしょうか?



毎年冬に乾燥してくると、
インフルエンザが流行るからといって
マスクの品薄になることなんてないですよね。

医療の専門家からすると
今のこの状況は、少々大袈裟すぎる
と感じるらしいです。






新型コロナウイルスの感染ルートは2つ

新型コロナウイルスの
感染ルートは2つとされています。

1つは
咳やくしゃみなどで飛び散ったウイルスを
含む唾など(飛沫)を吸い込む「飛沫感染」。

もう1つは、
感染者のウイルスが付着した物を手で触り、
その手で口や鼻の周辺や目を触るなどして
体内にウイルスが入り込む「接触感染」

長時間空気中を漂ったウイルスを
吸い込むことで感染する「空気感染」の可能性は
ないとされています。



つまり、
新型コロナウイルスの感染予防は、
飛沫感染と接触感染にさえ
気を付けていればいいのです。

具体的にどのような対策をとれば良いのか?

WHOは感染リスク低下のための行動として、
以下の3つを推奨しています。




目、鼻、口を触らない

ウイルスがついた手で
目、鼻、口を触らなければ
体内にウイルスが入る可能性は
大幅に減ります。

花粉などで難しい時期ではありますが、
ぜひ気を付けていただければと思います。




アルコール洗浄剤か石鹸をつかって、水でこまめに手を洗う

手洗いは接触感染を防ぐための
基本的な対策ですね。

当たり前のように思うかもしれませんが、
こまめに実践できている人は意外に
少ないのではないでしょうか?

アルコール洗浄剤やハンドソープも
品薄状態にありますが、最悪の場合水だけでもいいので
こまめに手を洗っておきましょう。




咳やくしゃみをするときはひじの内側やティッシュで鼻と口を覆い、ティッシュを使った場合はすぐに捨てて手を洗う

飛沫感染を防ぐための対策だですが、
手のひらで口を覆うのではなく、
ひじの内側というのがポイントです。

手のひらにウイルスが付着すると、
物に触れることによってそこから
接触感染が起こってしまいます。

ティッシュで覆った場合も、
手のひらにウイルスが
付着している可能性があります。

面倒でも毎回手を洗うことが大切です。






WHOが推奨する予防策は他にも


発熱や咳のある人に密接に接触しない

多数の新型コロナウイルス感染者が確認されている
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、
検疫に対応した検疫官が感染しましたよね。

検疫官でさえ感染するということは、
自覚症状のある人とはむやみに密接に
接触するべきではないということです。






生肉はよく加熱する
野生動物などに接触をしない

これらが推奨される予防策に含まれているのは、
今回の新型コロナウイルス流行の発端が、
「動物が持つウイルスがヒトに感染したこと」
だと考えられているからでしょう。






WHOのマスクに対する驚きの見解とは

さて、

巷では多くの人がマスクを買い求め、
一部の病院ではマスクの在庫がなくなる
という状況さえ起きています。

個人売買のフリマなどでは
マスクの高額転売も多発し、
消費者庁はサイト運営会社などに
適切な対応をとるよう要請しました。

その混乱とは裏腹に
WHOが推奨する予防策の中にマスク着用はありません。

マスクを着用する一番の意義は、
感染者の咳やくしゃみによる飛沫が
周囲に飛び散ることを防ぐことです。

つまり、マスクは
感染者がエチケットとして付けるものであって
感染していない人は特に付ける必要がないのです。



WHOは
「必ずしもマスク着用は感染予防にはならない」
と言っています。

逆にマスク着脱の際に
手で口や鼻の周辺や目を触る機会が増え、
接触感染のリスクが高まると指摘する専門家だっています。

とにかく、現在できる一番の予防策は、
マスク着用ではなくこまめな手洗いですね。




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