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【Book】ウェブセールスライティング習得ハンドブック

目次

私が読んだ本の紹介 17冊目

ウェブセールスライティング習得ハンドブック

寺本隆裕 (著)
ダイレクト出版
2015年6月30日




この本を読もうと思うのは、
多分同業者だけだと思うんだけど、
正直この本のレビューを書きたくない(笑)

この本は、同業者にとって、
最も価値のある本だと思う。

いますぐ使える技術が
これでもかってほど出し惜しみなく
事細かに書かれている本です。

ダイレクト出版や
その中のマーケティング部門である
ザ・レスポンスの商品やセミナーには
時折参加したり手にとったりしているのですが、

何十万とする高額セミナーの内容や
数万円するマーケティングコンテンツと同等の内容が
3,000円弱の本の中に詰まっているのです。



同業の手に渡ったら競合が増えて嫌だなぁと感じながらも
質の高いものを多くの人に紹介したいという
矛盾した気持ちと戦いながらレビューを書いていきます(笑)






概要

Amazonの商品概要です。

こんな方へオススメ
セールスライティング(コピー)を身に付けたいけど、なにからはじめたらいいか分からない まずは副業から始めてスキルを身に付けたいと考えているサラリーマン
「3日で100万稼げる!」といった胡散臭いものではなく、家族に見られても恥ずかしくないセールスレターで売上を上げたいホームページやメルマガ・ブログ、Facebookなどを使って、売上を上げたい社長・起業家
社長や事業のプロモーションのコピーとして使うこともできる_
無職やニートでもネット上でアフィリエイトしたり、人の感情を動かす
かの有名な神田昌典さんは、
「安定とは、焼け野原でも紙とペンがあれば、翌日からでも稼げる能力だ」と名言を残している。
まさにあなたが焼け野原からでも紙とペンを使い、稼いでいく能力を身につけ、たとえ会社をクビになったり、会社が倒産したとしても難なく翌日から稼いでいく方法が身につけられる!
著者:寺本隆裕
累計107億円*をほぼウェブだけで売り上げたダイレクト出版株式会社、取締役兼セールスライター。月商3,000万円のマーケティング部門を運営)を任され、月商1億円以上を安定して売り上げる事業に育てる
クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、ライティング・プロジェクト1件で、上場企業のエリートサラリーマンの年収を大きく超える額をチャージし、さらにそこから売上の10%のロイヤリティがかかる。
日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず、「書いて下さい」という人が後を絶たない




まず大前提として、この本は、


・セールスラーターを目指している人
・セールスレターを描こうとしている人

このような明確な目標を
持っている人のための本です。
本というか「教科書」のようなモノです。

ブログの書き方や、魅力的な文章の書き方、
アフィリエイトで応用しようとしている人には、
若干ミスマッチな本かもしれません。

ご注意ください。



正直、
この本ほどセールスライティングの書き方を
具体的に解説してくれる本はありません。

本当に勉強になる良い本です。

プロローグで著者の寺本さんが、
なぜサラリーマンを辞めて
コピーライターという仕事についたのか、

そしてコピーライター、
特にセールスコピーライターは
一体どういう仕事なのか、
という話をしています。

私はこの部分を読んでいるだけで、
なんだかワクワクするように気持ちにかられました。

セールスラーターという仕事について、
知れば知るほど興味を持ち、そして実際に、
なにか商品をさがして売ってみたいなと考えたり、
頭の中で楽しい世界が広がります。

現職でも実は似たようなことをしていて、
ダイレクト出版やザ・レスポンスのセミナーに参加したり
教材を買って勉強したりしています。

その中には凄腕セールスライターになるための
数十万円ものセミナーがあったりするわけですが…

たった2,980円のこの本では、
数十万円するセミナーの内容を
出し惜しみなど一切せずに解説しています。

正直に言ってコスパが最強です。

セミナーは高額なぶん、
サポートが手厚かったり個別でアドバイスをしてくれる
コンサルタントみたいなモノだとは思うのですが、
この本の内容だけで正直事足りてしまいます。

この本をうまく活用できる人なら、
3,000円の投資で本格的なマーケティングの
会社を起こすことだってできるでしょう。



特に、商品リサーチの章や、
ブレッドについての章に感動しました。

私はザ・レスポンスの
リサーチに特化したプログラムや、
ブレッドに特化したプログラムを
それぞれ購入し勉強しましたが、

本書はプログラムというよりも本なので、
著者の寺本さんの実例を
混ぜながらされている解説が
個別プログラムよりも具体的で
分かりやすく感じました。

ある商品を売ろうと思ったときに
どんな着眼点で商品リサーチするのか、
リサーチするときにポイントはどこなのか、
リサーチにかける時間はどれくらいか、

非常にためになる情報が書かれていました。

数万円払ってプログラムを買うよりも
最初はこの本を読むだけで十分な気がします。



そして、ブレッド

ブレッドって、セールスレターの中でも
かなり悩みますし体力を使う項目なのですが、
この本には「ブレッドで使える十数種類のテーマ」が紹介されており、
しかもそのテーマに沿った実際のブレッドが
テーマごとに各3つ挙げられています。

つまりサンプルのブレッドが30個以上あるのです。

それをスワイプするだけでもこの本の価値は、
十分あると言えるでしょう。

さらに驚いたことに、
十数種類のブレッドのテーマごとに、
"なぜそのテーマが良いのか" という解説と、

ブレッドをただ羅列させるためではなく、
構成する順番にまで解説を入れてくれています。

この順番の解説は、
寺本さんオリジナルの考えとのことですので、
ザ・レスポンスのブレッドに特化したプログラムには
記載がない情報だったと記憶しています。

この解説は本当に
勉強になりました。





冒頭でも申し上げましたが、
この本は本気でセールスライターを
目指している人のための最初の教科書

となりうる価値の高い本です。

もしあなたが
これからセールスライターを
目指そうと思っているのなら、

もしくは既にセールスレターを書いており、
さらなるスキルアップを目指したいと思うのなら、

この本は、あなたのその願いを
助けてくれる1冊になることでしょう。







そしてこの仕事は、
どんなジャンルの商品にも応用できるのが
一番の強みですしとても魅力的です。

 コスメを売りたいから化粧品会社に入る
 アパレル売りたいからアパレル会社に入る
 車売りたいから車関係の会社に入る

そういった次元の話ではなく、
「セールスライター」という仕事は、
"モノを売る" ことが仕事なので、

どんなジャンル問わず、
売りたいモノを売れるようになるんです。
とても夢がありますよね。




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