2019年10月より
消費税が8%から10%に引き上げられます。
「消費税が上がると私たちの生活は苦しくなる」
なんて印象もありますが、
景気対策や制度を上手く利用することで
増税前よりお得に生活することも可能なのです。
今日は私が調べた
"増税後前にチェック!お得な制度"
についてお話ししていこうかと思います。
Contents
- 1.国が実施する負担緩和策
- ポイント還元制度
- 軽減税率
- プレミアム付き商品券
- 他にもこんな制度が
- 2.クレジットカード支払いのポイント還元
- 3.ポイント還元は3タイプ
- ◆還元なし
- ◆2%還元
- ◆5%還元
- 4.まとめ
目次
国が実施する負担緩和策
消費税が10%に上がることで、国の税収は増えます。その増税分を使って、景気の悪化を防ぐ様々な対策や制度が実施される予定です。
ポイント還元制度
買い物で "キャッシュレス決済" を行うと、支払った額に応じて5%や2%のポイント還元が受けられます。
ただし、このポイント還元制度に加盟店登録した店舗や、資本金5,000万円以下、または従業員50人以下で、過去3年間の課税所得の平均が15億円以下の店舗に限られます。
軽減税率
消費税が10%に引き上げられた後も、毎日の生活に必要な飲食料品などは、8%のまま据え置かれます。家計の負担を減らすために実施されるものです。
これはとてもややこしいもので、「持ち帰り」か「店内で食べるか」で税率が変わる外食チェーンの問題や、女性の生理用品が10%という問題で荒れてしまっています。
プレミアム付き商品券
住民税非課税世帯や小さな子どもがいる世帯などが対象の制度。25,000円分の商品券を20,000円で購入でき、自治体内の様々な店舗で使える商品券です。
他にもこんな制度が
「自動車税の軽減、環境性能割の導入・軽減」は自動車税の引き下げと、新しく導入される環境性能割の税率が1年間軽減される制度。
「すまい給付金の拡充」は一定収入以下の住宅取得者に最大50万円を給付する制度。
「次世代住宅ポイント制度」は、基準を満たす住宅の新築やリフォームに対し、商品と交換できるポイントを発行する制度です。
クレジットカード支払いのポイント還元
普段の買い物でカード払いをすると、支払い額に応じてポイントが付きます。ポイント数は毎月届くカード利用明細書などで確認できます。
そして、さらに上乗せされてポイントが付くのが、「消費税増税に伴うキャッシュレス支払いへのポイント還元」です。
この制度は、カードやポイント機能のある電子マネーでの支払いなどが対象です。現金払いには適用されないので注意が必要です。
買い物をする場所にも注意が必要で、経済産業省に加盟登録した店舗かどうか事前に調べておくといいでしょう。2019年9月25現在、登録店舗は約50万店です。それに対して現在の登録申請数は約73万店、今後もどんどん増えていくでしょう。
ポイント還元は3タイプ
◆還元なし
大企業(資本金が5,000万円を超え、従業員が50人を超える(サービス業の場合は100人を超える)企業のスーパー、デパート、家電量販店など。
◆2%還元
コンビニ、外食、ガソリンスタンドなどのチェーン店。
◆5%還元
中小店舗の飲食店、小売店、宿泊施設など。
まとめ
8%の軽減税率が適用される『飲食料品』を買った場合も、5%や2%のポイントの上乗せがあります。
上手く使えば増税前よりお得に生活ができるかもしれませんね。
2019年10月3日追記
ポイント還元のお得な利用法を紹介しました。
https://lazzzzy.com/1860/