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ヨットは海上の別荘

つい先日投稿した記事
「マリーナで過ごす束の間の休日」

この記事内にも書いていましたが、
ヨットの定期メンテナンスが終わらなかったので
今週もマリーナに行ってきました。

今日は最終仕上げをささっと終わらせて
ヨットを係留させにいきます。






目次

レーシングヨットの特徴

先週からメンテナンスしているこのヨット、
実はもともとレーシングヨットだったのです。

軽く紹介した「閉じるプロペラ」は
「フォールディングペラ」というようで、
水の抵抗を極限まで減らす工夫ですね。

めちゃくちゃ珍しいタイプの
プロペラらしいです。






また、もともとレーシング用途でしたので、
クルーがいること前提の装備です。

舵担当
メインセール担当
ジブセール担当

各クルーが分担して
ヨットを操作するのですが…

このヨットのクルーは父親一人です。

私が乗るかもしれませんが、
基本一人で操作できるように
改造していかないといけませんね。

その一つが、
今回取り付けた
「ジブファーリングシステム」

コックピットから
ジブセールを揚げることができる
便利なシステムです。

注文したイギリスから、
なんとか作業日程中に届きました。






船底塗装、最後の仕上げ

メンテナンスが全て終わり、
最後の仕上げに取り掛かります。

お昼時の
クレーンを使わない時間を狙って…





ヨットを釣り上げてもらって…





台座に触れていて塗装できなかった部分に
塗料を塗っていきます!

15分間隔で3度ほど塗って
最終仕上げが完了です。







釣り上げた状態のヨットって、
とても貴重な感じがします。

前面からの滑らかな船体が
とても美しいですね。





そしてコレが後方から

意外なことに、
船底が平らですね。

大袈裟に言えば
半円状なのかなと思っていましたが、
こんなにも平らなんですね。






昼休憩が終わり、いざ着水

時刻は13時をまわり、
メカニックがお昼休憩から戻ってきました。

クレーン順番待ちの
船が来てしまったので
大急ぎで着水します。





そして、ついに

無事、沈むことなく
海に出ていくことができました。



係留の手伝いをします。

無事、
マリーナから出航できたので
私は車を動かします。

マリーナから係留場まで
若干距離があるのです。

係留場付近の
桟橋で合流しました。

船底塗装をし直したおかげで
断然スピードが出るようになったとか。

大満足の仕上がりです。





ここでテンダーボートを引っ張って
係留場へ向かいます。

テンダーボートがないと
帰れないですからね。






係留が大変大変

ヨットって、
係留が大変なんです。

風を読んで、
スピードをコントロールして、
フックでロープをキャッチして、
力一杯引っ張って結びます。

一人じゃキツイ。

強風だと簡単に流されて
本当に大変です。


なんとか係留して、
帰ることができました。






ヨットは海上の別荘

常に持ち歩いている
Kindle Paperwhite

なかなか良い雰囲気を
醸し出していませんか?


写真では調子乗っていますが、

ヨットの中での読書、
びっくりするくらい良かったです。

木の内装が落ち着く
ゆらゆらと心地良い波
あらゆるロープがぶつかり合う音

なんだかとても良い空間でした。

いつもならノイズキャンセリングで
ジャズクラシックを静かにかけて本を読みますが、
ここではノイキャンも音楽もいりません。

自然を音を楽しみながら
本を読むことができました。

例えるなら「別荘」のような感じ。



あと、
「場所を変える」って
本当にいいですね。

ここでなら仕事も捗るのかな。
海上リモートワークでもしようかな。




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