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考え方の基本がゼロからわかる! ロジカルシンキング見るだけノート

目次

私が読んだ本の紹介 20冊目

考え方の基本がゼロからわかる! ロジカルシンキング見るだけノート

北村 良子 (著)
宝島社
2020年4月22日



この本は、
たまたま見ていたウェブサイトで
オススメされていた本で、

「見るだけノート」
というタイトルの通り、

イラストでの説明が多いため、
Kindleではなく紙ベースの本を
購入し読んでみました。

『ビジネスで使えるロジカルシンキング』

こんなことを想定して読んだのですが、
結論から言うと私には「難しかった」です。

ロジカルシンキングのテクニックが
次から次へと紹介されてくるのですが、
知っているものもあれば知らないものもあり、

必ずしもこの本で紹介されている
全てのテクニックを使えなければいけない
なんてことはないんだろうなと思いました。

情報量的には多すぎて、
必要なテクニック、不必要なテクニックを
自分自身で取捨選択できる人には、
とてもオススメです。




概要

Amazonの商品概要です。

自分ではいいアイデアを思いついたつもりなのに、
上司や同僚の反応はイマイチで、プレゼンでも自分の企画はいつも不採用。

取引先との商談でもうまく相手を納得させることができなくて、
クロージング(契約)までなかなかたどり着かない……。

あなたはこのような経験をしたことはありませんか
心当たりのある人は、自分のアイデアが表面的なものになっていないかどうか確かめてみてください。
そうすると、大概そのアイデアはありきたりの陳腐なものだったり、大事なポイントが抜けていたりします。
要するに深く掘り下げて考えることなく、単なる思いつきで提案したアイデアだったわけです。

自分のアイデアや考えを他人に説明して共感・納得してもらうには、「論理」が必要です。
論理とは、相手に「なるほど」と思ってもらうための一本筋の通った思考の流れのこと。
この論理が会話や文章、資料などに抜けているからこそ、あなたのアイデアは誰からも評価されないのです。

そこで本書では、論理的思考――ロジカルシンキングの基本をゼロから解説していきます。

ロジカルシンキングとは、問題解決や情報整理など、さまざまなシーンで活用されている、
自分の考えを相手にわかりやすく伝えるビジネススキル。
問題を分解して整理することで、仮説の検証に必要な情報と分析作業を明らかにし、
適切な判断によって結論を導き出す思考法の一つです。

ベストセラー『論理的思考力を鍛える33の思考実験』(彩図社)などを手掛けたパズル作家・北村良子氏の監修で、
ロジカルシンキングの基礎知識がまったくない人でも、やさしく直感的に理解できるように構成されています。
イラストと会話を多く含む文章で、考え方の基本がゼロからわかる一冊。





この本の特徴といえば、
全ページ、全テクニックが
イラストで解説されているとこと。

確かに忙しくて時間がない方には
とても都合の良い本だと思うのですが、
文章を読み慣れている方からすると、
この本の構成が気になるかもしれません。

基本的に見開き1ページを使い、
1つのテクニックを解説しているのですが、

左ページ最上部にテクニック名、
左ページ上半分と右ページ上半分で文章解説
左ページ下半分と右ページ下半分でイラスト解説

この本を読むためには、
『左上→右上→左下→右下』と、
Z字の順で目を動かす必要がありました。

この読み方に慣れていなかったので、
読み終わった時の感想が「疲れた」の一言です。

内容がしっかりしているだけに
ちょっと勿体無いなと感じました。



ただ、この本に書かれている
ロジカルシンキングのテクニックは
非常にためになるものばかりでした。

例えば、アンンサーファースト

物事を誰かに正しく伝える際に
結論を必ず先に言うことですが、
これは誰でも知っています。

このテクニックを使って
説得するためのテクニックが
「CRFの法則」として紹介されていました。

CRFとは、
Conckusion 結論
Reasons 理由・根拠
Fact 事実・裏付け
の頭文字で、

この順序で、
まず結論をはっきり言い、次に理由や根拠を説明
最後に具体例を付け加え説得をするための
話し方のテクニックです。

確かに、この通りに話せば
かなり説得力のある説明ができそうですよね。

このように、ビジネスにおいて、
かなり大事なテクニックが合計91個も
ギッシリと紹介されています。

そして、これらのテクニックを
表紙に書かれている通り2時間で
読み切ることができます。

読むのには疲れましたが、
とてもコストパフォーマンス?の良い
本だと感じました。







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