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Kindleで読んだ本紹介 3冊目
新版 リスティング広告 成功の法則
阿部 圭司 (著)
ソーテック社 2013/3/28出版
Kindleで読んだ本、3冊目はこちら
リスティング広告(ppc広告)を運用するための
指南書のような本ですが、
実はこれも紙媒体で読んだことがある本です。
私は会社でWEBマーケティングを担当しており、
Yahoo、Google、Facebookをはじめとした
リスティング広告を毎日触っています。
入社したてで初めて広告に触れるときに
上司から読んでおいてと言われた本でした。
上司曰く、
数あるリスティング広告の本の中で
一番まともな内容が書かれている本だそうです。
概要
Amazonの商品概要です。
本書は、リスティング広告のプロのコンサルタントとして活躍する著者が、その持てるノウハウや経験を、リスティング広告に携わる人、リスティング広告がビジネスに直結している人々に向けて、小手先だけのテクニックにとらわれない、リスティング広告の本質(考え方)を伝えるために記した本です。
リスティング広告の進歩は日進月歩で、細かいテクニックを追いかけていくだけでは、すぐに時代遅れとなってしまいます。
テクニックはもちろん重要ですが、本質を押さえておかないと、無駄な施策を繰り返すことになりかねないのです。
この本の著者、阿部圭司さんは、
リスティング広告の運用コンサルティング会社
「アナグラム株式会社」の社長さんで、
アナグラムは私もメルマガ登録をしているくらい
良質なコンテンツを配信してくれる広告代理店です。
そこの代表を務める方が執筆された本ですので、
内容に関してはとてもためになることが書かれています。
ただし、
この本が出版されたのは2013年、
リスティング広告の世界は1日単位で変化をしています。
広告アカウントの管理画面操作の説明や、
キャンペーンの細かな設定の解説もされていますが
そういう情報は現在の管理画面では通用しないでしょう。
ただし、
出版当時の操作や設定方法は今とは違っても
リスティング広告に対する考え方や、
・検索広告のキーワード展開や除外設定
・ディスプレイ広告のリターゲティング配信
などのキャンペーン構築の理屈は
今でも変わりませんので大変参考になりました。
紙媒体ではじめて読んだときは
広告管理画面も触りたてでしたので
何が書いてあるのか正直あまり分かりませんでした。
しかし2回目、3回目と繰り返し読んでみると
この本の素晴らしさに気づきました。
ただ単にテクニックを教えるのではなく、
リスティング広告をやる上で基本となる
大事な概念を丁寧に説明してくれています。
デキる運用担当者になりたいのなら
必ず読んだほうが良い本です。